2012年1月7日土曜日

Scalaの標準jsonライブラリの使い方

意外にscala標準ライブラリのjsonライブラリの説明をしてくれているサイトが少ないので自分で試したことをまとめ。



ちなみに、簡単なJSONをパースするだけなら、標準ライブラリでいい気はするけど、
オブジェクトのJSON化したいなら、sjsongsonなどのライブラリを使用したほうがよさそうです。



JSONのパース



JSONのパースはscala.util.parsing.json.JSONクラスを使います。parseFullとparseRawの2つのメソッドがありますが、動作は同等です。パースしたJSONは以下のようなscalaのクラスにマップされます。

JSON typeJSON.parseFullJSON.parseRaw
JSON MapMap[String,Any]JSONObject
JSON ArrayList[Any]JSONArray
文字列StringString
数値DoubleDouble


コードではこのような感じになります。

import scala.util.parsing.json.JSON;

val json : Object[Any] = JSON.parseFull("""
{
"key1" : "string",
"key2" : 20,
"key3" : ["Array",1],
"key4" : {
"key5" : "hoge"
}
}
""")

/*
このようなオブジェクトが帰ります
json.get == Map(
"key1" -> "string",
"key2" -> 20.0,
"key3" -> List("Array",1.0),
"key4" -> Map( "key5" -> "hoge")
)

*/



数値がDoubleにマップされるのに注意してください。
また、jsonフォーマットが間違っている場合などは、戻り値がNoneとなります。




JSON化



JSON化にはJSONObject,JSONArrayを使います。


JSONObject(Map(
"key1" -> "string",
"key2" -> 20,
"key3" -> JSONArray(List("Array",1)),
"key4" -> JSONObject(Map( "key5" -> "hoge"))
)))


JSONObjectやJSONArrayで囲まないとだめなのが超イケてない。

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